noteのトップページ、あるいは無駄の迷宮
note のトップページがあまりに使いにくいのです。
本当なら、開いたページには自分がフォローしている人の記事だけでいいのです。
ただし、それだけでは新しい発見がありませんし、noteとしても「ここに投稿すると読んでもらえる」という体裁のためにもレコメンデーションを通してユーザーに記事をプッシュ(押し付ける)必要があるでしょうから、若干のおすすめが流れてくるのはしかたがないのは理解しています。
しかしそれにしても、レコメンデーションが雑すぎる気がしてなりません。
たとえばこちら。アルゴリズムが「セブンイレブン」という分類をしているのも不思議ですが、どうしてそのカテゴリーを私のトップページの、一画面目に表示するのか。
「プラトン」も謎です。たしかに私は人文的、思想的な記事を好んで読みますが、だからといって雑にプラトンをあてがっておけばよいというものではありません。
なにかもやもやとした考え事や悩み事があるときに「プラトン、どうですか?」などとおすすめする人はいませんよね。
これ以外にも「アンチエイジング」「ビタミンC」「水やり」「充電」「現場」「患者」「抜け感」「50代」といったように、微妙に考えたくない話題ばかりが自動的にトップページにキュレーションされがちです。
生成AIに埋め尽くされてゆくトップページ
問題はそれだけではありません。カテゴリ分けされた記事の内容が往々にして無関係なのです。
これはカテゴリが曖昧な場合に特に深刻で、「50代」のカテゴリに「50代の悩み」といった話題ばかりがあるのかと思ったら、単に「50歳」という文字列が含まれるだけの関係のない話題の記事が入り込みます。
逆にカテゴリにハマっている記事は今度は生成AIで書かれたものがあまりに多い。アイキャッチから本文まで、すべてがAIで書かれていて、要点があいまいな記事がすべてを埋め尽くす勢いで増えています。
情報や知識は、知っていることと知らないことの網目を歩んで読み解く迷宮ですが、このnoteのトップページという迷宮は、意味がありそうで意味のない、無駄の迷宮なのです。
本当にこのトップページは私たちが価値ある記事を見つけられるように作っているのでしょうか。それとも、単に PV-maxxing をしているだけなのでしょうか。
今日のリンク
今日のウェブでみつけたリンク。
ベータ版の次期 macOS Golden Gate のアイコンが、Tahoe のぼやけたものに比べてシャキッとしているという話題。あと、Finder の顔の鼻も曲線に戻りましたね。方向性は良くなったと思います。
アメリカではすべての出来事を賭け事にするサイトが社会問題になりつつありますが、そうした企業の一つでアメリカ大統領選挙で有名になった Polymarket がインフルエンサーを起用して「賭けに勝ったフリをしている動画」を大量に拡散していたという話題。これはかなりますいですね。